実は大人の趣味? 超精密プラモデル製作!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

私が気になっており、最近始めたのがプラモデルの製作です。プラモデルにもさまざまなジャンルがありますが、実在の物を縮小したスケールモデル、特に艦船模型の世界に強く引き込まれています。艦船模型は1/350~1/700程度と縮尺率が大きく、目を凝らしてみなければ見えない様なとても精密な作り込みが出来るため、ミニチュアモデルの魅力がとても多く詰め込まれていると感じます。

・プラモデルとのファーストコンタクト

プラモ

 

私が初めてプラモデル製作を行ったのは小学生の頃で、当時100円のガムのおまけにプラモデルがついていた(どちらかと言うとプラモデルのおまけにガムがついている様なものでしたが)ビッグワンガムに触れたのが始めてだと思います。今でいう食玩の代表格でした。その後、タミヤやハセガワなどの飛行機や戦車などのプラモデルをいくらか作りましたが、中高生になるころにはもっとほかの物に移って、プラモデルをしなくなりました。

 

・40歳にして思い出したプラモデルの魅力

プラモデルのことなどとうの昔に置いてきた40歳、子供も生まれ、趣味と言えば仕事の付き合いで始めたゴルフや出張先で楽しむ食べ歩きなどでしたが、ある日子供のおもちゃを買いに出かけたとき、ふと目についたのがプラモデルの完成品の展示でした。とても小さな飛行機の模型でしたが、きれいに塗装され、精密に作り込まれた姿に驚きました。さらに驚いたのはそれが食玩だったことです。調べてみると、500円程度の価格で飛行機の他にも船、戦車、働く車やヘリなど多彩なラインナップがありました。お試しに2箱ほど購入して帰宅する家路はとても懐かしいうきうきした気分になれました。

・オトナ買い、妻にばれないかとひやひや

妻

早速家に帰って組み立てると、小一時間ほどで塗装も出来たとても小さな飛行機が2機くみあがりました。小さな小さな部品も多く、ものすごく集中して作るので適度な疲労感と満足感に満たされます。さぞかし大量の脳内麻薬が出ていたのでしょう。即座にネットでオトナ買い、売り切れているものはネットオークションで買いあさり、あっという間に100個以上のコレクションの出来上がりです。購入資金はへそくりだったため、部屋にコレクション置き場を作ったときには言い訳に四苦八苦しました。

そして一通り食玩楽しんだ後、細かな作業と達成感を求めてさらに精密な模型作りを求めている自分を発見したのです。そのころ食玩で作った模型は主に飛行機と船でした。飛行機は1/144、船は1/2000のスケールでした。模型自体がとても小さいのでぱっと見は気が付かないのですが、よく目を凝らしてみると船の方が縮尺率が大きくて細かすぎる部分はかなり省略されています。やはりネットでさまざま調べて多くのプラモデルの作例を見てみると、軍艦などの艦船模型の精密さが、想像を絶するものである事が判りました。これは何としても挑戦してみたい。もはや燃え盛るチャレンジ精神を止める術は残されていませんでした。

超精密プラモデル製作の魅力・面白さ!

高精密プラモデル

・プラモデルの魅力

プラモデルの魅力は多くありますが、私にとっての魅力は達成感と、完成品の背景に感じるリアリズムです。作っている間も、完成した後も継続して感じられる満足感が一つ完成させてもまた次のものへ手を伸ばさせる原動力となっています。特に私が好む艦船模型は海を渡る事や軍艦であれば戦闘をすることなど、目的に特化した形状を持っている点や、縮尺率が大きい事に伴う部品の細かさ、精密さに強い魅力を感じます。

・リアリズム

私が製作しているのスケールモデルと言われるジャンルで、実在の物の模型に限られます。プラモデルの一大ジャンルとして、アニメ『ガンダム』のキャラクターを模型化した、いわゆるガンプラがあります。他にもアニメや映画など架空のテーマをモデル化したものが多く販売されていますが、今のところ手を付けてはいません。模型を作るうえでは、いかに実物通り正確に作り上げるか?と言う大きなテーマがあり、スケールモデルでは特にこの点が重視される傾向が有ります。プラモデルが製品化されるうえで、さまざまな理由により省略されたり簡略化された部分をモデラーのテクニックで再現したり、そのための高価な追加パーツなども販売されています。そして、細かな再現を行う過程のなかで、モデルとなった実在の艦船の機能や由来、歴史上の物語などにも思いをはせる事が出来ます。

・達成感

精密なモデルを製作すると、小さな部品のサイズは米粒よりもはるかに小さかったりします。息を止め、時間が経つのも忘れてもくもくと作業を続けます。また、スケールモデルを作成するときには、実物の資料を集め、研究し、ただのプラスチックの塊に過ぎない部品が実際にはどの様な機能を持った部品なのかを確認しながら作業をします。プラモデルが完成した時だけでなく、一つ一つの小さな部品が、正しい場所に正しい形で収まっていく過程のなかで、何度も強い達成感を感じる事が出来るのです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*